はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧の効果
普段どんな人が来られますか?
腰痛とか膝痛、肩こり、頭痛・・・
そんなイメージありますが
たくさんありますね!
東洋医学では、自然治癒力を助けることで、
身体を健康な状態に戻そうとするんです、
だからいろんな症状に対応できるんです
幅広く相談できそうですね
難しい病気であっても、日常生活が楽になったり、気持ちが落ち着いたり、「生活の質(QOL)の向上」にも役立ちます
解説
東洋医学は 3000 年以上の歴史を持つ経験医学です。腰痛や肩こり、膝の痛みといった運動器の症状だけでなく、内臓系、神経系、マタニティ、介護、乳幼児、スポーツ、美容など、様々な疾患・症状へと活用は広がっています。
世界に目を向けると、1979 年に WHO(世界保健機関)で経験的に鍼が役立つ疾患の暫定リストが作成されました。現在では世界中に広まり、研究され、どのような効果があるのか、どのような疾患に有効なのかなど、科学的な解明も徐々に進んでいます。
1979年 鍼灸に関する WHO 地域間セミナー(北京)における暫定リスト
上気道
急性副鼻腔炎・急性鼻炎・感冒・急性扁桃炎
呼吸器系
急性気管支炎・小児気管支喘息および気管支喘息(合併症のない患者に最も有効)
目の障害
急性結膜炎・中心性網膜炎・小児の近視・合併症のない白内障
口の障害
歯痛・抜歯後の疼痛・歯肉炎・急性および慢性咽頭炎
胃腸障害
食道および噴門痙攣・しゃっくり・胃下垂・急性および慢性胃炎・胃酸過多・慢性十二指腸潰瘍(疼痛の緩和)・合併症のない急性十二指腸潰瘍・急性および慢性腸炎・急性細菌性赤痢・便秘・下痢・麻痺性イレウス
神経および筋骨格障害
頭痛および片頭痛・三叉神経痛・初期(6か月以内)の顔面麻痺・脳卒中発作後の麻痺・末梢性ニューロパチー・ポリオ後遺症(6か月以内)・メニエール病・神経因性膀胱機能障害・夜尿症・肋間神経痛・頸腕症候群・五十肩・テニス肘・坐骨神経痛・腰痛・変形性関節症
はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧などを含む東洋医学では、人体の持つ自然治癒力を回復させることで、様々な症状や病気からの回復を期待しています。
主な効果としては
- 1.痛みを和らげる
- 2.血液・リンパの流れを良くする
- 3.関節可動域の維持・増大
- 4.心肺機能の改善
- 5.内臓諸器官の機能改善
- 6.残存機能の改善
- 7.心理的効果・リラックス
などがあげられます。このような効果から、総合的に ADL(日常生活動作)の向上や精神的負担の軽減につながり、「QOL(生活の質)の向上」につながります。