はり(鍼)について

はり(鍼)ってやってみると意外と痛くないですよね

よくそう言われます。はりの施術を受けたことない人ほど痛そうと思ってるんじゃないかな

なんで痛くないんですか?

でも、テレビとかでは痛そうにしてるのも見ますね

あれは「ひびき」や「得気」といってチクチク痛いというより、深いところで痛気持ちいい感覚があります。その感覚を大事にするやり方もあるんです

感染症とかは大丈夫ですか?

もちろん感染症にも気をつけていて、使い捨て鍼や、専用の消毒器を使っています。他の器具や手指、また施術所の環境など法律に基づいて衛生管理しています
解説
日本のはり(鍼)は、髪の毛程度の極めて細い、ステンレス製の鍼を使うのが主流です。
鍼を専用の細い筒に入れてツボに当て、筒から出ている鍼の柄を少しずつ叩くことで皮膚に刺入していく「管鍼法」というやり方が特徴的です。的確にツボに当てつつ、痛みを小さくできる日本独自の鍼のやり方として、世界にも広まっています。
他にも、子供向けの「小児鍼」や、先の尖ってない「鍉鍼(ていしん)」など、専用の刺さない鍼で、あてたり、さすったりするなど、様々な方法があります。
ディスポーザブル(使い捨て)鍼の使用や、器具・手指の消毒を行うなど、感染症や安全面にも十分に注意し、法律で定められた管理がなされています。