災害対策委員会

《活動内容》

  • (1)避難所等におけるアセスメントや被災者の健康状態の把握(急性期・DMAT等との連携)
  • (2)避難所生活等によっておこる生活不活発病およびDVTに対する鍼灸マッサージ施術による予防的ケア・生活指導
  • (3)急激な生活環境の変化によっておこる様々な不定愁訴に対するケア
  • (4)タッチングケアという側面を生かした心のケア

今までの活動実績

●平成28年熊本地震
平成28年4月に発生した熊本地震では、本震の3日後、全国の業団に先駆けて現地入りし、厚労省DMAT、(一社)熊本県鍼灸マッサージ師会、九州看護福祉大学、(公社)日本鍼灸師会、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会と連携しながら熊本市、西原村、宇城市、益城町、御船町で健康支援活動を行いました。4/19から10/18までの間に、全体で延べ421人の鍼灸マッサージ師が活動し、全体で2,318名の被災者をケアしました。この活動は被災者の方が仮設住宅に移ってからも平成30年3月まで継続されました。

●平成29年九州北部豪雨
平成29年7月に朝倉地方を中心に集中豪雨に見舞われ大きな被害が出ました。本会は7月11日、現地入りしていた厚労省DMAT職員からの勧めで、東峰村保健福祉センター避難所を訪れ、健康支援活動を行いました。この活動は12月9日までの間に計20日間行い、のべ73名の鍼灸マッサージ師を動員し、のべ270名をケアしました。また東峰村のほか、朝倉市でも同様の活動を行いました。

●平成30年7月豪雨
平成30年7月に西日本を中心に甚大な災害となりました。本会では7月14日に、広島県安芸郡坂町(坂町町民センター、安芸クリーンセンター)および呉市(呉市保健所・安浦まちづくりセンター)を訪れ、被災者や職員の支援活動を行いました。仮設フェーズに入ってからは、主に呉市の天応応急仮設において翌年の9月まで計10回、健康支援活動を行いました。全体で約40名の施術者を動員し、160名の入所者の方々にケアを行いました。

※本会の災害支援活動は日本財団および赤い羽根共同募金の助成を受けています。

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